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24時間血圧
24時間血圧とは

以前より朝方に心筋梗塞などの血管病変が多いと言われてきました。これは、「早朝高血圧」や「モーニングサージ」などの朝の急激な血圧の上昇が一因と解ってきています。
一般的には寝ている時の血圧は、起きている時の血圧と比べ10%ぐらい低下しています。
睡眠時の血圧の低下がない「ノンディッパー型」においても脳卒中や心筋梗塞が多いと発表されています。特に、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、心不全の患者さんに「ノンディッパー型」が多いと言われています。
家庭での毎日の起床時の血圧測定も重要であり、血圧の調節には必要です。
「早朝高血圧」は診断可能なこともありますが、「モーニングサージ」、「ノンディッパー型」などは、24時間血圧計での診断が優れています。降圧薬の変更や追加にてコントロールし、脳卒中や心筋梗塞の発症を減らします。